目の疲れとはなんでしょう?
目が疲れたーよく耳にする言葉ですが、では、いったいこれはどういう状態をいうのでしょうか。
同じ「目が疲れた」という表現でも、意味するものは人によってさまざまです。
「目が間けていられない」という意味で目が疲れたという人が大勢います。仕事をしようと思っても、なんとなく目が開きにくい。仕事をしていると、つい目を閉じてしまうという状態です。本も読めない、テレビも見られないと訴えます。ひどくなれば仕事をしなくても一日中目が開きにくい状態になります。目を閉じていると楽なので、目が疲れていて目が休憩したがっていると感じるのでしょう。
「目がかさかさして痛くなる」ということを目が疲れると表現している人もいます。目の表面がかさかさしてきて、まばたきがしにくくなるともいいます。痛みは鈍痛のこともあれば、さすように痛いこともあります。ぱじめのうちは「小さなゴミが目に入っているのかな」と思う方が多いようですが、ずーっとこの状態が続くので、目の疲れとして訴えるのでしょう。
「目を閉じると楽になる」といって目の疲れを訴える人もいます。「目が開けていられない」というのと表裏一体ですが、目を閉じていると楽なので日をわざと細めて活したり、なるべく長い時間目をつむっていたり、日常生活のなかでなる、べく目を閉じていようとします。自分では気づかないうちに、知らずしらず目を細めている人もいます。私も目を閉じていると楽なほうなので、前にも述べたように会議中でも電車の中でも知らないうちに目を閉じていることがあります。すると視覚情報が減っていつの間にか居眠り…何回どなられたことかしれません。
「目を押さえたくなる」という表現をする人もいます。指先で目頭を押さえている人をたまに見かけますが、あのような状態です。レストランや喫茶店で出る熱いむしタオルを目にあてて気持ちがいいという人も、このグループに入るでしょう。逆に、冷たくひえた缶コーラや缶コーヒーを目にあてて気持ちがいいという人もいます。昔から「手当て」といって、どこかおかしいところには人間は手をあてて治すとされていました。目に手をあてている人は、目が疲れている人といえるでしょう。
「目薬をさしたくなる」という表現をする人もいます。疲れ目によく効くという目薬があるのをご存知ですか? 使ったことのある人ならおわかりでしょうが、目薬ぱさした瞬間は「あー、目の疲れがとれた」という感じがしますが、長続きしないんですね。その理由はのちほどお話しするとして、この目薬をさしたくなるというのも目の疲れのひとつのあらわれです。
そのほかにも、「風にあたったり、自転車に来るとしみてつらい」という人がいたり、「デパー卜に行くと目を開けていられない」という表現をする人もいます。
このように、目が疲れるといっても、人によって実際の症状はさまざまです。あなたは目が疲れますか? 疲れるとしたらどのような症状がありますか?
- 目の調節力の変化とその表し方
目の調節力は年齢とも深く関係し、つねに変化しています。調節力は、凹凸レンズを用いてピントの有無を調ぺ、レンズの度の単位であるジオプトリー(D)で表します。 - 視力は目の調節力と密接な関係がある
目は眼球内で光を屈折させ、。網膜にピントを合わせる調節機能を持っています。そのだめ、視力は目の調節力にも密接な関係があり、屈折力の相違で近視、遠視、乱視か起ごります。 - 目で見たものを脳が意識してとらえる
目は対象物を見る働きをしていますか、″見ること意識することとは異なります。つまり、目から入る視覚情報は、最終的に脳が判断して認識し、ものを見ることになります。